本編小説
□第3、7.5話
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パールギア山近辺
ドラス「夜になって闇の雲が強くなってきている…。」
ラテツ「チッ、今日はこれ以上進むのは止めよう。…精神が侵される。」
ドラス「……そうだな。」
ディール戦後、ジュトと飛鳥と別れたロードエスペランサとムーンランサーはパールギア山に向かっていた。
テトラ「あの雲…何だか怖い…。」
アーロン「これ程強く邪悪な気は初めてですね…。」
ジル「これが…ダークの力だと言うのか…。」
クチート双子「………」
ライフ「此処で逃げるって手もあるけど…どうする?」
ガリル「僕達は此処まで来たんだ。……今更逃げれないよ…。」
ガリス『ヘッ! 何だ? 怖じ気付いたか?』
ライフ「ハァ…何で付いてきたんだが。」
ドラス「フッ、闇の神はノア様1人で良い。」
アイーグ「ニャハハ♪ 俺も戦うぜ♪」
ライフ「…………」
1人孤独感を感じているライフだった。
ラテツ「だが、人は何をするにも1人ではあまり出来る事は少ないと思う。」
テトラ「お兄ちゃん…?」
ラテツ「…ごめん。俺自身何が言いたいのか分からない…だが、」
ラテツはパールギア山を指差し、
ラテツ「今俺達が何をするべきか、見えている筈だ。」
ジル「ああ、そうだな。」
クチート双子「だな♪」
テトラ「うん。」
アーロン「やるべき事…!」
ライフ「まあ…そうだな…。」
ドラス「フッ、やるさ…。」
ガリル「の〜ん」
アイーグ「ニャハハ♪」