本編小説

□第3、6話
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第3、6話


ポケシャラ山槍


ポケシャラ山槍の険しく、更に巨大な岩槍が乱立する地表を疾走する三台のバギーの様な乗り物と数人のポケモンがいた。

セイバー「いいいぃぃぃぃいやっっっっっっほうーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
アーマ「ヒュー♪ 今更だが流石はセイバーだな。」
ナッツ「す…凄い…!!」

セイバーは二輪の赤い全機動戦車で急斜面と無数の槍を難無く攻略していた。

疾風「!! 拙者だって出来るでござる!!(怒」

何故か怒りに奮える疾風はセイバーの後を追った。


セイバー「?! なかなかやるじゃねぇか…!!」
疾風「この程度は未だ未だいけるでござる!!」
セイバー「よっしゃ!! どっちか先に現場に辿り着けるか勝負だ!!」
疾風「負けないでござる!!」
セイバーと疾風は競争を始めた。


アーマ「もう止める気ありません。(キッパリ」

エール「あれっ? アースは?」
ラスター「…アースなら…セイバーの所に…いる…。」
エール「へぇー、そうなんだ………ってえっ!?」
ラスター「………」

セイバーの後ろを良く見ると確かにアースがいた。

エール「………ああ……。」

サン「所でアンタ達…。」
アーマ「ん?」
ナッツ「?」
サン「何でそんなに仲良しなの…?」
アーマ「(Σ!?)……さあ…?」
ナッツ「…さあ?」
サン「………?」
サパン「…」
サン「………//////」
アーマ「(良し、この場はサパンが寝てたから凌げた!)んじゃ、俺達もセイバーの後に続くぜ!!」
サン「えっ!? ちょっ…」

アーマの運転する三輪の黒い全機動戦車はセイバーの後を追った。

サン「わわっ!?」
サパン「…」
サン「えっ!?」
ハサ「凄く疲れたと思う…。確証は無いけど。」
ロード「こんなゆれでよくねられるね…。」


ラスター「…俺も負けては…いられないな…。」
西郷「?!」
ラスター「…行くぞ…!!」
次郎「へっ!?」
ルリ「はい!?」

ラスターも四輪の緑の全機動戦車を走らせ、セイバー達の後を追った。

ラト「うあああああああああああああああ!!!!(泣」


エール「ああっ!! 先に行かれた!!orz」
疾風忍「(…だったら早く行けば良いだけの話なのにな…。)」
アクア「良し!! アクア達も行くよ!!」
疾風忍「…自分はマイペースにしか行けないでござる。」
エール「ああ!! 待って!!」

アクアとエールもセイバー達の後を追った。


疾風忍「…………」

疾風忍も『ゆっくり』とマイペースにセイバー達の後を追った。



レニューグ「…クッ!! あのヌケニンが邪魔で追跡が出来ない…!!」
ピッ
レニューグ「エンペラー様、こちらレニューグ。面倒な事になった。」
エンペラー(通信)『どうした?』
レニューグ「これ以上、追跡をしたらバレる可能性が出てきた。だがターゲットらはあの『謎の爆発現場』に行く事は分かった。」
エンペラー『分かった。ではその事をマークに伝えておこう。』
レニューグ「ハッ!!」

ピッ

エンペラー「……レニューグ、偵察部隊の長としての才能は最高だが、任務に忠実過ぎるのが玉に傷だがな…。ああ。」

ピピッ

マーク(通信)『はいは〜い♪』
エンペラー「……………」
マーク『? どうしたのエンペラー様?♪』
バグー(通信)『……お前のその態度と声に唖然としてるだけだ。』
マーク『あ、そ。……って何?♪』
エンペラー「…………ああ、ターゲットらは今、ポケシャラ山槍の謎の爆発現場に向かっている。お前はバグーとドドンと共に…」
マーク『あー!♪ 分かった♪ 俺の力でそこにワープしろって事でしょ?♪』
エンペラー「あ…ああ…。(汗)」
マーク『OK♪ バグーとドドンと一緒にワープすれば良いんだよね?♪』
エンペラー「ああ…。」
マーク『また後でね〜♪』
ピッ
エンペラー「……ハァ…。実力だけじゃなく、性格も厳選すれば良かったな…。」

頭を抱えながらそう呟くエンペラーだった。



バグー「で、要件は何だったんだ?」
マーク「ターゲットがポケシャラ山槍の謎の爆発現場に向かったから俺の力でバグーとドドン一緒にそこにワープしろって話♪」
バグー「(バシッ!!)良し来たっ!!」
バグーは両手をぶつけた。
ドドン「俺も…か。」
マーク「早速だけど行くよ〜♪」
マークはバグーとドドンの周りを周りながら踊りながら呪文を唱え出した。
マーク「&→〒●〜♪ ⊂∃∪■§∞℃#⇒‰ゑヱ〜♪ ∝≡ΥΦΞ@¢≧仝…〇⌒∨⊥◇§◇▼⊂℃☆∴▲〜♪…」
バグー「…いつ聞いても訳わかんねぇなぁ…。(汗」
ドドン「確かに…。」
マーク「…◎→*□§△↓■〓≦〜♪ *↑∪⊃∃ヰΕΜΒΒゐ‰♯ΟΟρБωЗИБККЭЫЫ〜♪ РЗБТЫмцюыфчёееЫвЁПБ〜♪ ψορω〜♪ξσυ〜♪ ΨζΨαΘΖΕÅヰЖ〜♪…はい!!♪」

マークが呪文を唱え終えた瞬間、バグーとドドンの足下が光だした。

ドドン「!?」
バグー「遂に来たか!!」

最後にマークがその光っている地面の真ん中に行き、

マーク「行くよ!!♪ 『ワープ』!!♪」

マークがそう言った瞬間、地面の光が強くなり、バグーとドドンとマークを飲み込んだ。

バグー「そんじゃ、また後でな。」
ユニマ「フンッ!! アンタなんか滑り落ちて死んでしまえばいいわ!!」
バグー「おー、怖い怖い。」

そして、バグー達は消えた。


ロゼズ「それじゃ僕らは戻ってるか。」
イカリ「そうだな。」
ユニマ「…そうね。」

ロゼズ達はポケモン連合本拠地に戻った。
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