本編小説

□第3、2話
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第2、2話



ポケシャラの何処かの森


セイバー「本当に此所で合ってんのか?」
アース「確かに此所で合っている。」
疾風「ここら辺に賞金首のザマ(オコリザル♂)が潜伏しているという情報を得て此所に来たものの…。」
西郷「なんか殺伐としているでごわす。」
ラト「お姉ちゃん…なんか怖い…。」
ルリ「大丈夫。お姉ちゃんが付いt…」

ガサガサ…

2人「!?」

ガザッ!!

2人「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!! 出たああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
サパン「あのう…僕なんだけど…。(汗」
2人「えっ…!?」
次郎「ぼっ…僕はとっくのとうに…わっ、分かってたぞ…!!」
疾風忍「いや、凄く震えてるでござるから。」
次郎「うっ、煩い!!」

次郎は疾風忍を攻撃をした。

ボゴズガボゴズガドドドドドドドドンドンズガズカ……

エール「ああ!! 疾風忍が!!」
疾風忍「呼んだでござるか?」
エール「ふぇっ!?」
アクア「えっ!? じゃああれは…?」
疾風忍「『藁人形』でござる。」
エール「ああ、藁人ぎょu…ってえ゛っ!?」

次郎「どうだ!! 参ったか…ってギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
疾風忍「こうなる訳でござる。」
アクア「ああ…。(汗」


セイバー「おいっ!! 村があったぞ!!」
皆「えっ!?」
ルリ「やっと休める〜…」

ガサッ

ラスター「…やあ…。」
ルリ「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
ラスター「…何でだ…?」
アーマ「木の実いっぱい採ってきたぜ?」
セイバー「おっ!? これは美味そうな木の実だな。」
サパン「セイバーの好きなナゾの実もあるからどうぞ。」
セイバー「おう、どうも。」

セイバーはサパンの持っている篭の中にあるナゾの実を取って食べた。

セイバー「んー!! 超かれーけどうめー!!」
アーマ「お前は辛けりゃ何でも良いんだろ?(汗」
セイバー「それが何か?(キッパリ」
ラスター「…その中に…毒を入れた…」
セイバー「え゛っ!?…オ゛エエエェェェェ…」
ラスター「嘘だ…。」
セイバー「って嘘かい!! 全部吐いちまったよ!!」
ラスター「…フッ…残念だったな…。」
セイバー「この〜…!!」
アーマ「まあまあ、落ち着けよセイバー。(汗」
セイバー「…チッ」

アース「なんだお前らは!?」

皆「!?」
エール「アース!?」
セイバー「どうした!?」
アース「いや…良く分からないが歓迎されているんだがどうすればいい?(汗」
アーマ「えっ!?……ハッ!!」

アーマは『何か』に気付いた。

アーマ「これって…、アリアドスの石像!?」
疾風「しかも良く見ると『6本足のアリアドス』の石像でござる!」
セイバー「…マジ?」
エール「あっ、確か『突然変異したアリアドスとイトマル』…足が一対多いけどは、所によっては『神の使い』と『神聖視』する所がある…と。」
アクア「うんうん。」
セイバー「んで、この村がそうだという訳か?」
アーマ「いや、この石像見たら明らかそうだろ!?」
セイバー「ま、そうだな。」

何だかんだでセイバー達はその村に入った。


村の村長の家


村長「おお!! 神の使い!! よくぞ来ました!!」
アース「あ…ああ…。」
村長「では、我々の悩みを聞いて下さい…。」
アース「分かった、聞こう。」

村長「最近、この村に悪さをする者が現れ、大変迷惑してるのです…。」
アース「まあ…俺、俺達はその『悪者』を倒しに此処に来た。」
村長「そうなんですか!! それでは話が早いです。では早速その悪者が拠点としている所を教えます。」

村長は地図を取り出し、広げ、ある地点を指差した。

村長「此処がその悪者のアジトです。」
アース「そうか、では早速…」

アースは後ろを向いたが、

アーマ「……………」
ラスター「……………」
アクア「……………」
エール「……………」
ナッツ「……………」
サパン「……………」
アース「…えっ…!?」
ラスター「…いや…皆何故か…どっか行った…。」
エール「えっ…じゃあこれだけ?」
ナッツ「そうみたい…だね。」
アクア「どうするの…?」
アーマ「チッ、逃げた奴ら後で覚えとけよ…!!(怒(小言で」
サパン「何時もの事だけど怖い…。(汗」

こうして、アース、アーマ、ラスター、アクア、ナッツ、サパンの6人でザマを捕まえに向かった。



セイバー「うぇーい!!」
ハサ「ねぇセイバー。行かなくて大丈夫なの?」
ロード「そうだそうだ!」
セイバー「別に問題無し! あの連中はアースに期待してるからな!!」
サン「あっ!! サパン忘れた!!」
セイバー「流石に人を者扱いするなよ…。(汗」

この後、アーマにブッ飛ばされるがそれはまた後の話。(笑




ザマのアジトの近く


エール「ハァ…何で僕達だけなんだろうね。」
アーマ「大丈夫。後で覚えさせとくがな。」
サパン「えっと…ナニヲデスカ…?」
アーマ「口調が途中から微妙におかしくなってるから。(汗」
アクア「いつ辿り着くのかな…?」

アース「! どうやら着いた様だ。」
ラスター「…此処が…。」
ナッツ「よーし! さっさと終わらせよう!!」
アース「ああ、そうだな。」
ナッツ「!?!?!?!?!?////////」
アース「?」
アーマ「しっかしまあ…、このドア結構頑丈だなこれ。」
アクア「そうだね。」

アクアとアーマは固く閉ざされた扉を軽く叩いた。

アース「仕方がない…。全員で力を合わせてブチ破るしか方法が無いな…。」
アーマ「オッケー。」
ラスター「…やるしか…無い…。」
アクア「うん!!」
ナッツ「よーし!! やっちゃうよ!!」
サパン「はい!」
エール「やろう!!」

アース「『シグナルビーム』!!」
アーマ「『原始の力』!!」
ラスター「…『ダブルニードル』…!!」
アクア「『ミストボール』!!」
サパン「『ミサイル針』!!」
エール「『エアカッター』!!」
ナッツ「『破壊光線』!!!!」

アース達は一斉に攻撃した。

そして、扉は破壊された。

アクア「開いた!!」
アーマ「どっちかつったら『ブッ壊した』が正解じゃない!?」
ナッツ「この際、そんなのどうでもいいわよ!!」
アーマ「えっ!?」
サパン「なんかもう精神的に疲れたからさっさと終わらせて帰りたい…。」
?????「何勝手な事ばかり言ってんだコラ!?」
エール「!?」
アース「誰だ!!」
ザマ「このザマ様の縄張りに土足で入ってくんじゃねぇ!!」
アーマ「お前こそ土足で人様の土地に縄張りを作るな!!」
ザマ「んだとオラ!? ブッ殺す!!」
アース「面白い…!! だが、お前は負ける!!」
ザマ「ああ゛っ!? 舐めた口聞きやがって…!! 野郎共!! 奴らを血祭りに上げろ!!」

すると、何処からともなくザマの子分が現れ、アース達を取り囲んだ。

ザマ「グハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!! これで終わr…ん!?」

ザマは『ある者』を見て、何かを感じた。

アーマ「おいっ!! どうする? 取り囲こまれたぞ!?」
アース「ブッ倒すしか方法は無い…!!」
アクア「ううっ…。あまり戦いたくはないけど…。」
ラスター「…この際…仕方がない…。」
ナッツ「ブッ飛ばす!!」
エール「ハァ…、頑張るしかないか…。」
サパン「僕だってやる時はやるんだ!!」

ザマ「………………」

アース「…ん?」
アーマ「どうしたアース?」
アース「いや、奴の様子がおかしいと思ってな…。」
アーマ「確かに何かおかしいとは思うが…。」

ザマ「おい! 野郎共!! あのラティアスは傷付けるな!!」
子分達「おう!!」

アクア「えっ!?」
アーマ「あ、やっぱりそうか。」
ラスター「…さっさと…終わらせよう…!!」
アース「ああ、そうだな。」
アーマ「じゃあ、アースは奴を。俺達はこの雑魚どもを!」
アース「分かった。」

アースはザマの所に向かった。


ザマ「!? 面白い…!! だがお前1人でこの俺に勝てると思っているのか!? ああ!?」
アース「フッ、そうでなければ寧ろ此処へは来ていない!!」
ザマ「テメェ、大した自信…ん? お前…よく見ると…ああ、この近くの村で見た石像みたいな奴だな……! コイツを倒せばあの村は俺の物になる…!!」
アース「? 何の戯れ言だ?」
ザマ「テメェには関係ねぇ!! 行くぜ!!」
アース「来い!!」
ザマ「死ね!! 『爆裂パンチ』!!」
アース「…甘い!!」

シュッ…

ザマ「!?」

ザマの爆裂パンチが当たる直前にアースは『消えた』。

ザマ「チッ!! 何処に行きやがった!?」

アース『俺は此処に居る。』

何処からともなくアースの声が聞こえた。

ザマ「!? な…何故重なって聞こえる…!?」
アース『それは、自分の糸を使って作った自分自身の人形に糸を通してテレパシーをかけているからだ。』
ザマ「チッ、卑怯な真似を…!!」
アース『卑怯? 別に言われても構わないが…、貴様の様な悪党に言われる筋合いはない!!』
ザマ「クッ…!!」


子分「おりゃ!!」
アーマ「しまっ…」
ナッツ「『噛み砕く』!!」
子分「ぐあっ!!」
アーマ「サンキューナッツ。」
ナッツ「フンッ!! この程度の敵、アタシの前じゃ…」
子分「隙有り!!」
ナッツ「えっ…!?」
アーマ「『原始の力』!!」
子分「グヘェ!!」
ナッツ「ナイスアーマ!!」
アーマ「お前なぁ…。(汗」

アクア「『ミストボール』!!」
子分「グォッ!!」

エール「『エアカッター』!!」
子分達「ぐああああああああああああああ!!!!!!」

ラスター「…『ダブルニードル』…!!」
子分達「うわあああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

ナッツ「あっ!! アクア達も戦っているからアタシ達も行こう!!」
アーマ「ああ!!」


ザマ「くそぅ…!! 奴は何処に…!?」

ガサッ!!

ザマ「!! そこかああああ!! 『爆裂パンチ』!!」

ドガッ!!

ザマ「やったか……!!?」

ザマが攻撃したのは、『糸で出来たアースの人形』だった。

ザマ「チィッ!! 本物は何処に…」

ネバァ〜…

ザマ「な…何!?」

糸の人形の『糸』に右腕を絡まれたザマ。

ザマ「取れろこの…!!」
アース「無駄な事を…。」
ザマ「何!?」
アース「その糸は粘着力を高めた強力な糸だからな…。そう簡単には取れはしない…!!」
ザマ「ハッ…ハハッ…」
アース「食らえ!! 『シグナルビー…、おっと、確かオコリザルは『格闘タイプ』だったな、エール。」
エール「えっ…あ、うん。」
アース「じゃ、そういう事で…。『サイケ光線』!!」
ザマ「ぐああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

ザマはアースの攻撃を受け、瀕死になった。

ザマ「て…テメェ………ガクッ」

子分「ざ…ザマ様がやられた…!?」
アーマ「次はテメェらだ。」
ナッツ「アタシ達に勝てる?」
子分「ひ…ヒィッ!!」

子分達は散り散りになった。

アーマ「フゥ…。何だかんだで終わったな。」
アース「ああ、そうだな。」
ラスター「…後は…コイツ…だな…。」
アース「それもそうだな。」

アースは瀕死状態のザマに糸をくるませ、それをエールに乗せて村に戻った。
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