秘メヤカニ美シク。
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06/09(Tue) 02:45
私
しとしと降り続く雨
まるで水中で揺蕩うような雨音
この虚ろな心に
溢れて溺れて全て忘れさせて
充たされないのは
誰も充せられないから
それに気付いてしまう事を恐れて
想いを拒み逃げ出してる
しとしと降り続く雨
優しくて生温かい水
このままずっと
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06/09(Tue) 00:09
私
君の心が壊れないようにと
私を抱きしめたあなたの心は
あの時既に壊れていたんだね。
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05/13(Wed) 01:51
私
貴方の語った
貴方の名前の意味には
覚悟と諦めの
哀しさを感じた
私が愛することで
私が生きることで
貴方を救えるかもと
そんな驕りが
貴方を傷付けた
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05/12(Tue) 00:26
私
いてもいなくなっても
いけないならばどこに
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10/22(Wed) 17:43
種
私
灰色の世界に黒い人が歩いていました。
黒い人は、小さな光る種を見つけたので
大切に大切にそだててみました。
長い時をかけて、種は芽を出し花開き小さな実を結びました。
それは強く強く光り輝いて、黒い人はとても喜びました。
でも次第に、その光りのあまりの眩しさに、黒い人は少し哀しくなりました。
黒い人は、輝く実を優しく抱きかかえて、旅に出ました。
輝く実は、灰色の世界を明るく照らしましたが、黒い人の影は濃くなりました。
輝く実は大きくなって、抱えきれなくなったので、黒い人は立ち止まってしまいました。
そしてまた、小さな光る種を見つけました。黒い人は、種を植えてみました。
こんどはすぐに育ち、大きな実をつけました。
その実は、淡く優しく輝いたので、黒い人は安心してしばらく見惚れていました。
そのうち大きな実は、暗くなったり輝いたりと、点滅するようになりました。
黒い人は、目が痛くなってしまいました。
黒い人は涙を流しました。
黒い人の涙は黒いので、地面に落ちて拡がり、世界は少しずつ暗くなっていきました。
大切なふたつの実が黒い涙に汚れてしまわないように、黒い人はその場を離れることにしました。
離れれば離れるほど、黒い涙はたくさんたくさん流れて止まらなくなってしまいました。
灰色の世界は、黒い人が歩く場所からゆっくりと黒い涙に汚れて闇へと変わり始めました。
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05/11(Sun) 00:30
私
罪
彼女が禁断の実を食べたのは
何故か知ってる?
じゃあそれが
神に禁じられていたのは何故?
教えて
彼女は泣いて許しを求めたの?
それとも、歓びと希望を胸に
楽園を出て彼の元へ走ったの?
教えて
そのとき彼は何を思った?
彼女を愛したことを悔やんだの?
それとも、彼女の手を握って
安定を約束された楽園を捨てて
新たな世界に飛び出した?
あの二人は笑っていた?
あの二人は幸せだったの?
教えて
ねぇ 教えてよ
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05/10(Sat) 19:58
私
求めるモノが必要なモノとは限らない
手に入れるコトが幸せとは限らない
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04/03(Thu) 02:59
私
ほんとくだらない
あなたの浅はかで幼い思考を指摘する資格もない
私はズルくて何もなくて情けないやつ
結局最後にはまた自分を責めて終わる
知ってるんだよ
これもただの逃避だって
ズルいね私
はやく消えたらいいのにさ
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04/03(Thu) 02:55
私
あはは
真っ黒
こんなに怖いのに
真っ黒過ぎて笑っちゃう
真っ黒だよ
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11/01(Fri) 02:05
私
この穢れた指は
君に何をしてあげられるのだろう
その差し伸べられた手を
見上げた濡れる瞳を
震える柔らかい心を
何よりも守ってあげたいのに
僕の罪は君に触れることを惧れて
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