負けないぞ!祭り

□精霊使い
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一般人アル×精霊使い兄さん

某様オリジナル小説を、アルエドで書いてみました。原作では8歳と13歳なので、それだと子供すぎるので、シャンバラ兄弟くらいの年齢で読んでいただけると嬉しいです。



 いったい何だってんだ。
 痺れて動かない四肢に舌打ちしたエドワードは、自由に動く目だけで、辺りの様子をうかがっていた。
「兄さん、気分はどう?気持ち悪くない?」
 心配そうに覗き込んできたアルフォンスこそが、この原因なわけで。
「何、入れた?」
「媚薬」
 あっさり白状された。
 あまりにあっさりすぎて、何処で?とか何で?とか聞くのがすっ飛んだほどだ。
 ああ、やっぱりあんなもん食べるんじゃなかった。
 アルフォンスが持ってきた菓子に、どうやら媚薬とやらが混入されてたらしい。
「一緒に食べよう」
とか可愛い笑顔で言われて、つい情に流されて食べてしまって、この始末だ。
 まったく、こいつ、後でどうしてくれよう、などと脳内で罵詈雑言が飛び交うエドワードだったが、そんなことは微塵も感じてないアルフォンスは、エドワードの服に手をかけていた。
「まて」
「ん?」
「何してるんだ?」
「ん〜、いいコト」
 アルフォンスの満面の笑みに、エドワードの背中に嫌な汗が流れる。
 それでなくても、体は動かない上に、なんだかだんだん熱くなっているのだ。
「よせ!」
「ヤだ。よいしょ…」
 体格差があるにもかかわらず、エドワードはまんまと生まれたままの姿で寝台に横たわるハメななってしまった。
「うわぁ、兄さん、きれい…」
 体中をしげしげ見られ、羞恥で血が沸騰する。
「おまえ…覚えとけよ…」
 それだけ言うのがやっとなくらいに、気がつけば息をつくのも苦しいくらいに、全身がザワつき始める。
「ふうん、兄さんのここ、ちょっと感じてる?」
 まだ幼い指で、性器を突つかれたエドワードは、あやうく漏れそうになった声を耐えた。
 しかし、指先だけでは飽きたらないアルフォンスは、エドワードの華芯をそっと握った。
「あっ…」
「気持ちいい?」
 柔らかく擦られ、堪えきれない声が出てしまう。
「や、やめ、ろ…っ!」
 裏筋をなぞられたり、先端の小さな孔に指先を立てらたりと、まるで新しいオモチャを与えられたかのように、アルフォンスは熱心にエドワードの中心をいじくり回した。
「すごい…こんな風になるんだね…」
 言葉に出されると、余計羞恥を煽られ、エドワードは唇を噛みしめた。
 ちきしょー、誰がいったい、オレの可愛いアルにこんな事教えやがった!?後で絶対にぶん殴る!ばかやろー!
 と、口を開けば違う声が出てしまいそうで、頭の中で罵った。
「ねえ、なんかヌルヌルのが出てきたよ。兄さん、気持ちいいんだね。感じてくれてるんだ。僕、嬉しいよ…」
 アルフォンスの手を濡らす蜜が、いやらしい水音をたてはじめた。
「くうっ、んんっ…」
 顔をシーツにこすりつけ、快楽の波に呑まれそうになるのを耐える。
「うわ…どんどん溢れてくる」
「くっ…あ、んっ…」
 息をつくたびに、自分の声とは思えない甘ったるい声が出てしまう。
「ここも、可愛い…」
 乳首を舐められ、エドワードは声を耐えることを放棄した。
「あ、ああっ!!」
 動けないことが、焦れったい。双嚢をまさぐられたり、口には出せないようなことを、アルフォンスにやりたいようにされてしまい、ついには達してしまった。
「わあ、たくさん出たね」
 白濁の液を手に受けたアルフォンスは、エドワードに見えるようにペロッと舐めて見せた。
「こんな味なんだね、兄さんのって」
「もう、いいだろ…」
 さっさとあっち行けバカヤロウと続くはずだったエドワードの言葉は、アルフォンスの予想外の行動に阻まれてしまった。
 脚を開かれ、腰の下にクッションを幾つか押し込まれ、エドワード自身でも見ない箇所が露にされた。
 ビックリして目を見開いていたエドワードは、その姿勢を意識して全身を音がするほど赤くした。
「な、な、あ…」
 怒りと羞恥で、言葉が出ない。
「兄さんのここ、可愛いね」
 アルフォンスからは丸見えになっている無防備な後孔を意識して、心臓が破裂しそうなくらい鼓動する。
 ふと周りを見れば、エドワードの尋常じゃない精神に感応したのか、精霊たちが集まってきていた。
「ね、舐めていい?」
 小首を傾げながら、凶悪なことを言うアルフォンス。
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