ろいえど


□不器用な恋
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―今、なんと?俺の家へ??

「だめか??やっぱり…」


―そういう、軽はずみな言動は慎んでもらいたいのだか…


「やっぱり、いきなりなんて迷惑だよな。ごめん…」

答えが無いロイに、しゅんとして謝るエド。

「イヤ、私は構わないよ。家に来るかい?」
「ほんと?!サンキュー!!」

言うと、嬉しそうに笑うエド。
その笑顔に、今夜の過ごし方を目論むロイだった。

























「うわ・・・ここが大佐っち?」
「そうだが・・・」
「すっげー!広!!」
「そうかね?」
「あんた、ソレむかつく・・・」

 エドをリビングに通し、

「待っていてくれ、今文献を・・・」

 ロイの言葉が途切れる。

「?」
「いっそ書斎へ案内するよ。好きな本を読みたまえ。」
「マジで?!やった!」


 ロイの提案に、エドは大はしゃぎだ。ロイは、そんな彼を書斎へ案内する。


「ここだよ。自由にしていたまえ。」
「サンキュー!」


 言うが早いか、エドは早速本棚からめぼしいものを取り出すと、自分の世界へと入って行く。
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