ろいえど
□ひとつの願い
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「そうだな・・・よし、決めたぞ。君に愛してると言ってもらいたいね。」
「なっ・・・バカ///」
そーゆうことサラっと言うなよな///
「君は何を願うんだい?」
「内緒!言ったら叶わなくなるんだぞ。」
「・・・何故それを早く言わない・・・」
オレにはそんなこと言えないし・・・オレの願いを教えたくないだけ。
まだ納得行かない様子のロイを引っ張って、ベランダに出た。
見上げた空には無数の星達。降ってくるみたいに流れて行く。
「すっげー!きれー!!」
「まるで降ってくるようだな。」
あ・・・ロイ、オレと同じ事思ってる・・・。
ロイが同じ感想を持ってくれたことが、とても嬉しかった。
「エド?どうかしたのか?」
「えっ?あっ、イヤ・・・・な、なんもないっ!!」