ろいえど
□ムーンライト伝説
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ごめんね 素直じゃなくて
腕の中なら言える
思考回路はショート寸前
今すぐ抱きしめて
☆ムーンライト伝説☆
「兄さん、今日は何の日か知ってる?」
「は?今日??なんかあったか?」
突然のアルからの質問に、素っ頓狂な声を上げてしまう。
「まあ・・・兄さんが知らなくても頷けるな。今日は満月だよ」
「へぇ〜・・・」
アルの発言に多少ムッとしたから、素っ気なく答えた。
「満月の夜に結ばれたふたりは、永遠になるんだって!」
「へ、へぇ〜・・・///」
「あーれ??なんで赤くなってんの?」
「う、うるせー!!///」
くっそー、アルの奴・・・
もちろん、オレが赤くなってたのは・・・
その・・・
大佐のことを、連想したから///
「・・・今日はもちろん大佐のトコだよね、に・い・さん??」
「・・・ッ///」
不適な笑みを浮かべるアル。
「私がどうかしたか?」
「!!///」
そこに、満を持してというか、大佐が丁度良くオレ達の前に立っていて
オレは不覚にも、言葉を詰まらせるしかなかった。
*