ワンピース部屋

□立場逆転
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「…なぁ…。」



『ん??』



「…最近冷たくねぇ??」



『…は??』




なに??この可愛い生きもの。



でかい図体した大の男が。



近い将来、大剣豪になるだろうマリモ頭の剣士が。




『別にそんなつもりなかったけど…??』



「…そうか。」




あ、あれかな??最近サンジ君とつるむことが多いからすねてんの??




『もしかしてかまってもらえなくて寂しかった??』



「…んなことねぇよ。」




強がってんの見え見えだよ??



ゾロが本心ごまかそうとするときはいつも目線そらすんだから。



他のクルーがこんなゾロ見たら、特にサンジ君なんて大爆笑するんだろうなぁ。



てか、いつもと立場逆転じゃん??



本当は私の方が甘えたなのにね。



でもたまにはこうゆうのも嬉しいかも♪



私の片思いなんじゃなくて、ちゃんとゾロも私のこと想ってくれてるって久々に再確認。



仕方ないなぁ。本当はされる方がいいんだけど…。




『ゾーロっ♪』



「あぁ??Σなっ…!!//」




ふふっ♪私見て赤面してる。可愛いなぁ(笑)




『おいでっvv』




両手を広げたまま近づいていくと、まるで尻尾振りながらも吠えてる大型犬みたく固まってる。



もー…しょうがない子ねぇ…。




「Σ……!?//」




ふふっ☆びっくりしてる♪



そりゃそうよね。本当に真逆だもん。



いつもならゾロの腕の下から手を回すんだけど。今日はちょっと背伸びをして、私が首に手を回す。




『大好きよ、ゾロvv』




たまにはこんな立場逆転も有りだよねvv


Fin☆


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