貴女に贈る愛のメッセージvv
□敦盛(フェスタ8にて)
1ページ/1ページ
急に日差しが強くなってきたな。
神子…大丈夫か。
無理はしない方がいい。
あの木陰で少し休んでいくとしよう。
やはり神子…貴女は清らかな存在だ。
先程この陽の光に照らされた神子の姿に改めてそう思った。
穢れた私の目には眩し過ぎるほどだ。
こうして共に出歩く事さえ貴女を穢してしまいそうで心苦しく思う。
散策には出るべきではなかったかもしれない。
……すまない、軽率だった。
今まで戒めてきたのにこの胸に宿った想いを押し留める事が出来なかった。
本当は少しでも貴女と共にいたいと…この想いが罪だと分かっているのに……。
私は貴女に惹かれてやまないのだ。