駄文

□言い間違いにはご注意!
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「えへへー♪」

「なんだ?」

布団に入った途端すり寄って来たアメリアをゼルガディスは見下ろす。

「なんか久しぶりに一緒に寝るなぁって思って♪」

「…そう度々一緒に寝てたら部屋を取った意味がないだろ。」

「まあそうですけど。」

素っ気ない返事にめげずにアメリアは寄り添ったままいろいろゼルガディスに話しかけた。
ゼルガディスは明日に備え、早く眠りにつきたかったが、アメリアがそうもさせてくれない。

「…でですね、ってゼルガディスさん聞いてます?」

「…聞いている。」

「すっごい眠そうです。」

「明日早いと言わなかったか?」

ゼルガディスは早く寝ろと言うと、アメリアを抱き寄せるように自分の胸にアメリアを乗せる。

「そうですけど…。」

少し不満そうにゼルガディスの鎖骨に頭を預けるとピンッと何かを思いつき、顔を上げるとゼルガディスの胸に顎をついたままニコニコとアメリアは思いつきを話し出した。




「そうだ!私が朝、犯してあげます♪」





「…………………。」




一瞬にしてお互いの顔が真顔になり固まった。
その一言で眠気が飛んでしまったゼルガディス。
アメリアは間違いに気付き、みるみると顔を真っ赤にするとわたわたしながら早口で弁解を始めた。

「ち、違うんです!今のは起こしてあげますって言いたくってですね、あの、そ、そそそういう事を考えていた訳ではなくって!」

「…………。」

「ゼ、ゼルガディスさん…?」

アメリアは黙り込んだゼルガディスを恐る恐る見下ろす。
ゼルガディスは上に乗っているアメリアを抱き締め、自分が上になるようにアメリアを組み敷く。
ひゃあ、と小さく呟くとアメリアはゼルガディスを見上げた。

「…眠気を飛ばした責任を取ってもらう。」

「え゙っ?!ま、待って下さいゼルガディ…んっ!」






アメリアはこのあと朝まで寝かせてもらえなかった。(笑)















「何してて遅れたのかなあ〜?」


見事に寝過ごしたゼルガディスとアメリアは、昨日の出来事をリナに見透かされてしまい、とことんいじられてしまった。
頬を染め、リナに頭が上がらなくなった二人。



「ん?なんだなんだ?二人とも具合でも悪いのか?顔が赤いぞ?」


「「………………。」」






おしまい♪←
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