駄文
□愛しのアメリアちゃん
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いろんな店を回り、ふと気になるテントを見つけ、アメリアはテントへ入って行った。
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時間も経ち、ゼル達と落ち合おうと宿へ戻ったリナとガウリィ。
宿にはゼルガディスのみ。アメリアの姿はない。
「あれ?ゼル、アメリアは?」
「お前達と一緒じゃなかったのか?」
「違うわよ、ったくどこに行ったんだか…。とりあえず探しに行くわよっ!」
パレードはもうじき始まる様で、人が溢れ返っていた。
「これじゃキリがないわね。」
リナは頭を掻き、溜息をつく。とその時、真ん中にある小さなテントの中から女性の叫び声が響いた。
「きゃぁああっ!離してぇええっ!」
叫び声に反応し、テントに飛び込むゼルガディス。
「ちょ、ちょっとゼルっ!」
「アメリア…っ!」
目に飛び込んできたのは腕を捕まれているドレス姿のアメリアだった。