駄文
□愛-Distance-
2ページ/10ページ
宿屋に着くとリナ達は目的地への話も兼ねて、夕食を取っていた。
そんな中、一人アメリアは小ビン…「恋人ホイホイ」を見つめていた。
一少量だけどほんとに効くのかなあ?試供品だし…試してみましょう!それがいいわっ!
アメリアが一人でガッツポーズをしているのを横目で見ては溜息をつく。
一ええっと、試しに私のコーヒーに入れよっと…ととっ!?
アメリアが自分のコーヒーに恋人ホイホイを入れた瞬間、リナとガウリィの料理争奪戦に巻き込まれ、アメリアは椅子から落ちた。
「大丈夫か、アメリア」
「は、はい、大丈夫です。」
アメリアはゼルガディスに腕を引っ張られ、再び席についた。…が、リナ達が暴れているせいでテーブルはぐちゃぐちゃ。
一あれ…?あれれ?!私のコーヒーはどれ!?
アメリアの慌て様に疑問を持ちながらコーヒーを啜るゼルガディス。
その瞬間、口内に広がる異様な味にゼルガディスは眉間にシワを寄せた。
「さっきのコーヒーの味と違う…。」
ゼルガディスは呟く。とその時、アメリアが自分の服を握り締めてきた。