駄文

□RAIN
3ページ/9ページ

部屋に着くと、少女は棚からタオルを取り出す。

「おい、アメリア。」

「なんですか?」

ゼルガディスにタオルを差し出し視線を合わせる。

「お前わかってるのか?!」

「何がです?」

「だから、その…同じ部屋に男と女が一緒に泊まるのは…まずいだろ。」

「ゼルガディスさんだから大丈夫です♪」


アメリアは冷えた体を温めるため、風呂場に向かった。アメリアがドアを開けたその時、手首を捕まれ脱衣所の壁に押し付けられた。

「ゼ、ゼルガディスさん…?」

「…お前は俺の事を男として見ていないんだな。」

「何言って…んっ!」

ゼルガディスは無理矢理唇を奪うと、アメリアの頭上に両手首を片手で抑え付け、もう片方の手で胸を掴み揉み朶く。

「…っ、…や…っ!」

アメリアは首を振り、抵抗するが男の力には敵わなかった。
濡れたままの服がアメリアの体のラインを露にする。
ゼルガディスは唇を解放すると、首筋に唇を這わせる。

「ゼルガディスさん…やめ…っ…!」


ゼルガディスはアメリアのベルトを外し、服の中に手を入れる。
アメリアは目をキュッと紡ぐと、さっきまでの感覚が引く。


「…男…俺はこういう奴だ、もう少し警戒心を持て。」

涙を溜め、怯えて震えている少女。ゼルガディスは風呂場を後にし、部屋を出た。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ