駄文

□ゼルガディスの苦悩
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「罪なき人々から金品を奪うとは言語道断!このアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンが正義の名のもとに成敗します!とうっ!」












ずべしゃっ!











いつもと変わらぬ1シーン。俺は額に手をあて、はぁ…っと息をつくとアメリアの元へ。


「ほら、立てアメリア。」

「大丈夫です、ゼルガディスさん!このくらいでへこたれる私じゃありませんから!」

「いや、俺はそういう心配をしてるんじゃなくてだな…。」


あまり無茶してほしくないんだが、言って聞くやつじゃない。
仕方なく俺も参戦。
リナではないが盗賊狩りをしている気分になってしまう。







「正義は勝〜つ!!」


アメリアは再び高い所に上りVサインをする。

「おい、そろそろ行くぞ。日が落ちる。」

「あ、待って下さいよ〜!」

俺が先に行こうとすると、アメリアは後ろからトコトコと早歩きで来る。
こういうとこ可愛いと思ってしまうのも惚れた弱みか?
とりあえずこいつは当分俺の苦悩をわかってくれないな。




-END-
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