駄文
□RAIN
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クレアバイブルの写本を求めてアトラスシティに向かっていたリナ達。先ほどまで一緒に行動していたが、事あって別行動し、アトラスシティで落ち合う事になった。
「リナさん達大丈夫ですかね?」
「あいつらの事だ。その辺で飯でも食ってるだろ。」
「それもそうですね。」
ゼルガディスとアメリアが山道を歩きながら話していると、空が曇ってきた。
「一雨くるな…。」
ゼルガディスは空を見上げると周りを見渡し、雨宿り出来る場所を探す。そうもしている内に、空からポタリポタリと降り出した。
「ちっ…。」
「え〜っ、着替えないのに〜。」
「つべこべ言うな、走るぞ!」
だいぶ走った場所に一軒の宿がぽつりと山道に建っていた。ゼルガディス達はその宿で雨宿りするため、宿に入った。