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□月と星と太陽と〔突然の出来事〕
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〜プロローグ〜


母「おつかい行ってきてー!」
自分を呼ぶ声が二階まで響く。
…うちは眠い!眠いんじゃアアアア!!
自分の部屋のベッドで、布団にくるまる。できるなら、このまま永遠に(オイι)寝ていたい気分だったが、それは叶わなかった。自分を呼ぶ声がどんどん近づいてくる。
母「いつまで寝てるの!」
母は小夜の布団をひっぺがえした。
小夜「んー?にゃあにぃー?」
母「小夜、今何時だと思ってるの?」
小夜「んーと……、9時ィ?」
母「うん、11時だね」
小夜「まびで?」


重い足取りで近所のスーパーへと向かう。それにしても、今日は日曜日だ。ゆっくり寝かせてくれたっていいではないかァ!……と小夜は思うわけであった。
まぁ、とにかくさっさとおつかいを済ましてしまおうと、足を早めた。
………おや?
見ると、一人の少年が道の真ん中で右往左往している。

……道に迷ったのかなぁ?
そんなことを思っていると、少年がこっちに近づいてきた。
少年「ここの公園、どうやって行くか分かる?」
そう言いながら、紙を見せてきた。
小夜「あー、うち忙しいんで……」
少年「そう、そりゃすいません……。ってこらぁ!それじゃあ話が終わってしまうだろうが(`□´)」

(相談中…)

小夜「あ、じゃあ着いてきて!」

こうして(?)、小夜はこの物語の幕開けとなる場所へと向かうのであった。

何だ、コレ…?もうグダグダじゃねぇかっ!
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