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□今は、
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「私!ルフィのこと好き!」
愛の告白。
って言うのをしてみた。
「ししし!おれも好きだぞ!」
けれど、
「お前は大切な仲間だもんな!」
意味が違う…!!!
「あのねルフィ、私の言ってる好きはその好きじゃないの」
likeではなくてloveの方なの。
言ってみても、ルフィは首を傾げるだけ。
「らいくってなんだ?」
膝をついて、思わず涙を流す。
「ううっ…!」
そうでした…、ルフィはアホでした。
「お前失敬だぞ」
「はう!口に出てたか…」
「それよりも、ここ、座るか?」
とんとん叩くのはメリーの上。
それはルフィの特等席。
…まァ、いっか。
ここは私だけの特等席だもん。
今は、これだけで我慢しておく!
(ルフィ!ちゅーしていい?)
(ちゅーってなんだ?)
やっぱり我慢できないかも。
*
きっとルフィは愛を知らない。恋を知らない。
だからこ襲いたい!…嘘です、ごめん。