15万打リクエスト

□甘く堕ちて、
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「乳首、固くなってきたぜ?
手前が素直じゃなくても、手前の身体は素直だからよ」

…そのせいだ。
静雄に言ったことはないし、隠してはいたが――身体は正直だったわけだ。

「ばか…っやぁうっ、ん、ひぁ…!」

尖った先端に爪を立てられ、思わず跳ね上がった。背が弓なりに反る。
ズボンの中に湿気が籠っているのを感じて嫌になりながらも、快楽は止められるものでもない。
されるがままに声を溢す自分の恥態を想像して泣きたくなった。

そんな臨也を面白そうに見る静雄は、片方の先端を爪でかりかりと掻き、親指で優しく撫でながら、もう片方を咥えた。
びくん、と腰が浮き上がり、甘く変化した高い声が静雄の鼓膜を擽る。
唾液を絡めながらねっとりと舐められれば、臨也は熱い吐息を溢した。

「はぁ、あ…っゃ、ん…ふぅ…」

堪らず溢した声に、静雄はニヤリと口角をつり上げる。

「…甘い」

「は?、っ意味、わかん、な…あっ」

当初から、臨也が乳首が弱いことは分かっていた。
でも、必死に堪えているのが可愛くて、今まで気付かないふりをしていただけ。
結果として、今なのだけれど。

「シズちゃん…っ、ぁあ…ん、っやあ!噛んじゃ、いやっ」

「噛んじゃ嫌?…手前はそんな嘘吐くのかよ?」

乳首に歯を立てながら、膨らんでいるその場所を布越しに触った。
一際跳ねた腰。容赦なくその場所を揉めば、臨也は堪らない声をあげる。

「やぁ!ん、脱ぐ…っ、ぃや、出ちゃうからぁ…あ!」

「このままイケよ…!」

そう呟いて、乳首へ爪をたてて、歯をたてて、布越しの昂りの先端を強く擦り上げた。
びくん、と身体が跳ね、一拍置いて息を詰めた喘ぎが唇を転がり。
腰を突き出すような恰好で、臨也はイった。



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