リクエスト

□You Are Narcotic!
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絡みつくような熱い内壁。
指で蹂躙し見つけた敏感な場所を擦ってやれば、臨也の唇からは甘ったるい声があがった。
指を引き抜いただけで小さく震えた臨也へ、
静雄は耐え切れない昂りを感じて、口を開いた。

「もう、大丈夫か?」

静雄の問いかけに、未経験であれど予想のつく言葉に臨也は息を飲む。
静雄を見上げていた目を逸らし、恥ずかしそうに頬を真っ赤に染めると、
少し躊躇って、漸く口を開いた。

「…いいよ」

きっと今なら、大抵の事は肯定してしまいそうな臨也に、苦笑しながらその黒髪を撫でた。
「でも怪力を発揮するのはやめてね」
と、焦ったように付け足した臨也の額へキスをすると、
下着まで全て下ろし、臨也への愛撫と甘い喘ぎに勃ち上がっていた自身を、柔らかくなった秘部へあてがった。
ひくり、と震えたそこに先端を挿し込むと、臨也の唇からは苦痛の声が漏れた。

「ん…ぅあ…ッ」

「ゆっくり息吐け」

囁くように言いながら、静雄はゆっくりと挿入していく。
肌蹴た静雄のシャツにしがみ付いて痛みに堪えながら、
静雄が全て埋め込むまで、従順なほど必死にゆっくりと呼吸を繰り返した。


「動くぞ…」

静雄の僅かに掠れた色っぽい声が臨也の耳に届く。
臨也が小さく頷くと、静雄はゆっくりと動き始めた。
指とは全く違う大きさと熱に、秘部が痛みを訴える。
それでも臨也の言葉通り、傷つけるような動きはせず、酷い圧迫感はあれど、切れることはなかった。
数度前立腺を擦りながら突かれれば、痛みに混じって僅かながら甘い感覚を感じ始めた。




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