白骸の館

□心
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「かはっ・・はっ・・・」

血を大量に口から吐き出し先ほどまで立っていた骸は両足をついた。
もう、視力が低下して見えていないらしい。目は見たい方向をさしていない。

「白蘭さんどうしますか?」

骸君は今徹底的に排除をしているファミリーの一人だった。
そのファミリーにかかわるものは全て排除している。
しらなかった。
彼がボンゴレファミリーの霧の守護者だったこと。
情報が少しずつ外部に漏れていること。

「・・・・。正ちゃん。変わらないよ。排除して」

「わかりました」

正ちゃんは何か言いたげの顔だったが何も言わず骸くんに近づくと鎌をボックスからだした。
彼の首にトンっとあてた。

「バイバイ骸君」

最後に笑顔で手をふった。
彼は声の反応だけでこちらを振り向いた。
口パクでなにかを言ってくる。




















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