白骸の館
□白雪姫
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老舗の旅館に到着した。
ここは雲雀の資金援助の一つらしい。
奥のはなれにいくと先に到着していたボンゴレ組みが待っていた。
待って30分が過ぎている。
さすがに着物は苦しく脱ぎたくなってくる。
「沢田様。お客様をお連れしました」
女将が一礼をしてふすまを開ける。
その後ろから入ってくるのは男2人。
ひ弱そうな少年とどこかでみかけたことのある青年。
「こんにちは骸ちゃん♪」
「・・・・」
黙って睨んでいると相手は気にせず座った。
そのあとくだらない会話がつづいているとある視線に気づく。