白骸の館

□白雪姫
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「骸!本当にごめん!!」

両手をあわせ深く謝るボンゴレ10代目ボス沢田綱吉。
彼に仕事と呼ばれた私は
嫌々ながら参上したとたん
変な格好をさせられた。
和風。
雲の守護者雲雀君が好きそうな格好。
でも、私は嫌いです。
それも何故女ものですか?
不満有り気な顔をしていると
ツナは似合っているとおだてている。

「実は・・・」


回想〜〜


《僕の条件を満たしてくれたら同盟しますよ》

それは難航していたファミリーがだしてきた条件だった。
無理な条件なら断る。
しかし

《骸チャンをお嫁にくれるなら》

【・・・・あっ【どうぞ】

横から雲雀さんが即決でいった。
いや、ちょっとという間に・・・。

《本当?!うーん。
なら、この日時に一度お会いしたいな!》

【てか、冷凍便でおくるよ?】

《いや〜、花嫁さんの姿で会いたいから》

【じゃー、和風で送るよ】

《ワフウ?それはお代官ごっこできる?》

【女物ならできるよ】

《それでお願いします!》

【わかったよ。最高品で着飾ってあげるよ】

「・・・・・」

回想終了


雲雀さんの勝手な交渉により同盟を結んだ。
そして、交渉の材料として骸が取引された。



「・・・貴方ボスでしょ?」

「すみません」

「・・・・はぁ。」

小さくため息が漏れた。
別にいい。
めんどくさいから。
いざとなったら・・・。

(殺す)

それだけのことですから。
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