白骸の館

□崩壊(裏切り)
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情報の引き出し。
それが仕事だった。
ボンゴレのボス
綱吉の命令は絶対だった。
レオナルドという人物に代わり
ミルフィオーレの内部の情報を盗みだしていた。
そんなある日のことだった。
彼らのボスの伝達係りに命令された。
いろいろとチャンスだった。

「失礼します、今日から伝達係りをいたします」

「レオくんだよね?」

彼はソファーに座ったまま
白いなにかへんな物体をたべていた。

「でわ、早速ですが」

「ねぇ、骸君」

「はい・・・!!!」

あわてて口を押さえる。
彼はニコニコ笑っていた。
彼は気づいていた。
僕の正体を

「別にいいよ。持ち出したい情報はこのパソコン意外はないから」

「いつから・・・」

「う〜ん、半年前かな」

半年前はちょうどこのファミリーに進入したときだ。
その時から彼は気づいていたのに情報を抜き出されているのにきづかないふりをしていたのか・・・・。

「どうして・・・。」

「キミが好きだから。」

「・・・はっ?」

「キミが好きなの。ほら、欲しい情報が抜き出せなかったら
骸君ずっとここにいるでしょ?」

さらりと爆弾発言をつげる相手
そんな相手が・・・
いつの間にか好きになっていた。
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