大空のボックス

□可愛さ100倍
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10年後のボンゴレ地下本部
そこで沢田殿と合流して数日後のことだった。
朝、いつものように食事をすませ
稽古場に行っている最中に聞き覚えのある声が聞こえた。

「ヴぉおい!!貴様!!!」

ミーティング室から聞こえた声
その声にあわてて足が駆け出していた。

「あっ」

本人をみてびっくりした。
髪は変わらず伸びている
背もかわらない

「あぁ?」

振り返った彼も自分の存在に気づいたらしく拙者をみて固まっていた。
スクアーロがもしかわったと言ったら
その大人びた不陰気。

「スクアーロ殿・・・」
「バジル?」
「10年後のスクアーロ殿はその・・・・・」
「なんだ?」
「その・・・・カッコ良さがましています・・・・」

凄く真っ赤になったバジルを見て
スクアーロはふっと鼻で笑うとバジルに近づく。
バジルの髪を優しく振れ言った。

「お前は10年経っても変わらないな」
「えっ?」
「その可愛さ」
「・・・・でも、10年後の拙者は凄く身長も伸びスクアーロ殿を追いこしています!」
「はっ、残念だな」
「スクアーロ殿!!」
「あはは。」
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