ホワイトな世界

□愛狂 (※)
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白蘭との闘争に負けた。
仲間は逃げている最中俺を庇い殺された。俺は彼らのおかげでなんとか逃げ延びれた。
でも、それも長くは続かない。
俺は毎日、毎日場所を転々として移動しつづけた。
白蘭国家ができ俺にとって住みにくい町になっていた。
何せ、俺の首・・・。
いや、俺を生きて捕らえたら沢山の報酬がもらえる。
そんな張り紙や広告、ネット、テレビで放映されていた。
深いコートのフード付を被り森の中に入る。
ある程度の食事を買い人があまりいない場所に行く。

「この町もそろそろ」

明日にでも経とう
暗い洞窟で腰を下ろした瞬間だった。

「沢田綱吉」
「!!!!」
「ふふふ、やっと見つけましたよ」

そこにはボックス兵器の力で宙に浮いている桔梗とその部下達がたくさんいた。
なんとかにげなければ・・・。
そう、思い死ぬ気丸を飲もうとしたときだった。
何かの拍子でそれが手元からはなれ
地面に転がった。

「あっ!!」

拾った瞬間だった。
少しの痛みと地面に倒れていく自分。
薄れていく意識の中足音が聞こえる。

「手間をかけさせて」

記憶がブちっと切れた。
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