ホワイトな世界

□鏡
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入江×ツナ

【ボンゴレボスを路地裏で拘束
 現在、ラボAに拘束しております。」

その報告を受けて俺はすぐにラボAに向かった。
ボス・・・。
あっ・・・やっと君に会える。
鏡の前に立ち赤いスイッチを入れる。
するとすっと鏡が目の前にいる対象物を映し出す。
怯えた目。
涙を流しているのか小さく震えている。
着ているものは全てはがされ首には鉄の鎖が繋がれている。
まだ、気づいていないらしい。
マイクのスイッチ付け、声を出す。

「沢田綱吉」

その声にビクリとした本人が頭をあげてこちらをみた。
凄く目は光りを失っている。

「だ・・・して。」

「駄目ですよ。貴方をやっと捕獲できました。ボンゴレリングも回収できました。
ありがとうございます。」

「なら・・・ころ・・し・・て・・」

その発言に鼻で笑った。
そして相手をみた。
怯えきったその目をみて凄く興奮している自分。

「貴方にはこれから色々と実験材料になっていただきます。」

「じ・・けんっ・・・?」

「そう・・・実験」

入り口用のボタンを押した。
ボタンを押すと先ほどまでみあたらなかった出口があらわれ扉が開く。
その扉から中に入る。
そして鎖に繋がれているツナに近づく。
ツナも逃げようとしているが上手く動けないらしく鎖の音と入江の歩く音のみが響いた。

「ツナさん」

彼をよんだ。
ツナは涙を流し懇願していた。
助けてと。
でも、君のその涙をみていると僕は凄く興奮している。
彼の髪を握り引っ張り無理矢理入江のほうを見させるようにした。
ただ目を細め痛がる相手を見下ろしていた。

「さっ、はじめましょう。実験を」

彼と同じ高さまでしゃがみキスをした。
壁に押し付けただ何度もキスを繰り返した。
無理矢理足を開かせ前戯もしていない後ろの穴に自分の熱い物を押し込む。

「あっ・・やっ・・いた・・・」

痛がり涙を流す。
助けて・・・
助けてと何度も叫んでいた。

「ひば・・・り・・・さ・・ん・・・」

相手の名前を聞いて体がピクリと反応した。
これは・・・
嫉妬?

「その言葉、言わないほうがいいですよ。今後」

苛々して乱暴している。
いつの間にか彼を殴っていた。彼は凄く痛いのか小さくごめんなさいと謝りつづけた。
彼を解放したときの彼はもう光りがなくなりその眼には絶望しか写していない。
気にせず制服を整え出口に向かう。

「では、また明日。」

それをいうとその場をでる。
出口からでて鍵を閉めスクリーンをみた。
動かない綱吉をみて唇の骨格があがる。
そしてスクリーンをだたの鏡に戻す。
部屋から出ると外には付き人が2人まっていた。

「入江様。白蘭様から通信がありました。」

「わかった。」

「入江様ご機嫌ですね。」

「・・・うん。だって」

やっと手に入った。
僕の初恋の人。
やっと手に入れた・・・・

沢田綱吉・・・・・・・・・・。
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