看護辞書

【は】 4件

【徘徊 (はいかい)】
認知症や不穏、せん妄状態にある患者さんが、落ち着きなく病棟内(外もまたしかり)をうろうろしていること。


【ハットヒヤリ (はっとひやり)】
医療事故や医療事故につながる恐れのあったミスのこと。
患者さんがベッドから落ちたとか、点滴が早く落ち過ぎてしまった…などミスはどんなことでも報告書を提出し再発を防いでいかなくてはならない。
病院によっては「ヒヤリハット」とも言う。


【BiPAP vision (ばいぱっぷびじょん)】
「非侵襲的人工呼吸器」
心不全急性増悪や、呼吸状態の悪化した患者さんに用いる、侵襲の少ない人工呼吸器。
通常は挿管(口から気管へ管を入れる)してその管の先に呼吸器をつけるため侵襲が大きいがBiPAPはマスクを当てるだけなので侵襲が少ない。
ただし、うまくマスクが当てられないとリーク(空気のもれ)したりして、十分に酸素が送れない場合があるなどデメリットもある。


【バルン (ばるん)】
膀胱内留置カテーテル。
尿道から膀胱にかけて管を入れ、おしょうすいを体外へ排出する。
(管の根元についたバッグに蓄める。)
前立腺肥大症や尿閉でおしょうすいが出ない、重篤な心不全で1日の尿量を調べたい時などに挿入する。



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