Other
□愛されたいだけ
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あなたのことをずっと見ていました。好きです。好きです
だから、ようやくあなたの温もりの無い腕(かいな)に抱かれたときには、言い様の無い喜びに満ち溢れました。私はやっとあなたとひとつになれるのだと
その淀んだ瞳が私だけを映し出す。長い前髪であなたの顔は半分しか見ることができないけれど、嗚呼それすらもいとおしい
さぁもっと私の頬を撫でて。笑って、キスをして、そして奥の奥まで犯して
その口元が私の首を滑り、そして頭を撫でていく
愛しい愛しい。それだけ
この寂れた誰もいないとても広い城の中で私とあなたと二人きりなの
さぁ、また悦楽に溺れるようなキスを私に頂戴
私に降る愛撫を私は喜んで受け入れる
あなたが私に食べ物や水を与えなくとも、私は生きてみせる。あなたの口元から滴る唾液で喉を潤し、自らの肉で空腹を満たしてみせるわ
そう、身体が問題ではないのよ。だって、あなたには
『エレナ…愛している』
【エレナ】によく似たこの顔さえあればそれでいいのだから
『ええ、ジーク。私もよ』
だから私は私の名前を捨てたの。あなたが気づくまでずっと私は
【エレナ】でいてみせる
さぁ身体を全て私が食い尽くす前に、あなたの遺伝子を私の子宮に植え付けてください
+++++++
いや、ジーク身体がないからセックスできないやと気づいたのは今さっきｗ
(Ark ジーク)