鏡
□大嫌いな貴方へ
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『大嫌いな貴方へ』
私はきっと嫌い…
貴方の腹黒いところが
意地悪なところが
低血圧大魔王で般若なところが
お金の亡者のようなところが
私の心を見透かしているような瞳が
なんでも計算通りに
上手く運んでしまうところが
貴方が人を支えているところが
仲間から信用されているところが
人を思って何かを気遣うところが…
私は…
私は貴方のそんなところが…
面白くて、可笑しくて…
いつの間にか気になってしまって
大好きです…
心はやっぱり矛盾していたんだね
『大嫌いな貴方へ』
‡After→