youthful days
□week!
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「つか、慶太はど―なんだよ。例の先輩マ―ネジャーとはさ」
「ん?別になんにもないよ」
「嘘だろ?」
「龍一くんじゃあるまいし、俺ウソつかないよ」
ムッとした表情で、慶太は龍一を見た。
「はぁ?おまえ、どんだけ奥手なの?」
「龍一に言われたくないと思うけど」
「俺は慶太みたく消極的じゃねぇし」
「だからだろ。積極的にいってたわりに失恋したおバカが何ぬかす」
「ば、バカじゃねぇ!//」
「だから声デカイよ龍一くん」
「そ―ゆ―涼平はどうなんだよ!大好きな生徒会長様とはうまくいったかよ」
「…え?」
「ばっ//おまえ、絶対コロス!!」
「え、なになに?涼平くん、あんなに嫌がってた会長さんのこと、好きだったの?」
「いや〜、憎まれ口は愛情の裏返しってね〜」
「誰も“好き”とか言ってねぇし!」
「涼平くん、顔真っ赤だよ」
「Σ!!//」
始まる恋に、終わる恋。
目まぐるしい毎日の中で、たまにはこんな休日を。
「これ、ちょっとしたスクープだよね?」
「“発覚!眉目秀麗・クールな美少年副会長の想い人は、あの破天荒生徒会長だった!”」
「…おまえら、潰すよ?」
see you next happy week..?
fin.