sweet & Darling

□告白
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見つけたのは1ヶ月前。



よく晴れた、真夏の太陽が眩しいグラウンドだった。



時期はすでに夏休みで、その日はたまたま早く目が覚めたから、学校の近くまで散歩がてらに歩いていた。



グラウンドに面した校門から中を見ると、誰もいないそこでただひたすらにスタートダッシュをきり続ける君がいたんだ。





陸上部かな?

朝練にしては早くねぇ?





黙々と、脇目もふらずにスタートをきるその姿は、ちょっとかっこいいとか思っちゃうくらい絵になってた。



だから俺も、目が離せなかった。












「千葉くん?」

「え…」













気づけば勝手に動いていたらしい俺の足は、あと数メ―トルで彼女のとこへ辿り着くとゆうところで止まった。


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