鋼錬
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「…名前//呼んで?」
見上げたら大好きな、碧が、オレのより明るい金が、優しく揺れるのがわかった。
「……エド。エドワード。」
あぁ、そっか。言えば良かったんだ。
そしたら応えてくれんだ。
こんな風に優しく抱きしめてくれるんだ。
オレが一歩踏み出せば、こんなに近づけるんだ。
「…エドワード。愛してるよ。」
抱きしめられてて、少尉の顔は見えないけど、初めての言葉に泣きそうだ…
「ジャン…///」
少尉の胸に埋めてた顔をあげると、優しく、本当に優しくキスしてくれた。
あ。少尉も朱い。
オレだけじゃなかったんだ。
なんか…
安心した。
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