歌姫様

□僕らの玩具 ☆
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「……ん…」

そっと目を開けると、音楽室のスタジオ

「……ッっ!!!??」

次の瞬間目を開いた
自分は何も纏わずに、手足を縛られて何も置いてないスタジオに1人、転がっていた

「な…ッ!」

意味が解らず、あたふたしているとスタジオの戸が開いた

「youちゃ〜んvV」
「………」

youは目を見開いた
yasuが上半身裸でそこに立って居る

「yasu…ッ…!?」

薄ら笑いを浮かべたままのyasuに一瞬鳥肌が立って、生唾を飲み込み、震える体から声を出す

「な…なぁ…、冗談キツいで…?」
「冗談?何が?」

yasuはyouを見下す様にゆっくりと歩き、壁にあったイスに近づく
そのイスには毛布がかけてあって、まるで何かを隠しているように

「…ッふ……ぅう゛…」
「…───……」

耳を澄ましてみるとその毛布から聞こえる小さな機械音とくぐもった声

「…ッふ…ふぅ……ッ」
「…ya、su…?……そ…れって……ッ…」
「ん?」

yasuは横目に一瞬チラリと毛布を見て、youに歯を見せてニヤリと笑う
背筋がゾクッとした

「これな…………ka-yu……やで?」

毛布をバサッと取った時、youは大きな目を更に大きく見開いた









 
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