歌姫様

□僕らの玩具 ☆
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振り返ろうとした途端

「ゎッ…!?」

ネクタイか何かで視界を覆われ、すぐさま誰かが前に回る気配がした

「な…っ!?」

取ろうと手を伸ばしたがすぐ捕まれ、怖くて暴れるが目を隠されているためか力が入らずに

「や…ッ何…!!」

素早く縛られた両腕
目も隠されて真っ暗闇
何も見えない

「や…、…ッyasu!?ka-yu……ッ!?」

確かめたくて声を上げたが、腹にきた鈍い痛み

「ッ……ぅ…ゲホッ…!…ゲホッ、ゴホ!!」
「………」
「ッ…ェホ…」

クラクラして、膝を付いた時、両脇の下に手が回り、引きずられる

「……う…んん…」

そのまま意識まで暗闇に落ちていった












 
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