「クフフ…君は僕と似ていますね。」
私の頭に突然響く魅力的な声。
あぁ、いつの間にか私は寝てしまったようだ。
早く英語の課題済ませなきゃ。
でも何故だろう
この甘い世界に浸っていたい
いつまでも
何故だろう。
「おやおや、自分ではもう分かっているはずですよ」
「現実の日々にはもう嫌気が指しますね。僕も同じです。
さぁ
僕と
契約しませんか
解放してあげますよ」
はい。
私は無意識のうちに差し出された手に自分の体温を重ねていた
小さな面積でも
次第に
伝わる熱は
やがて全身を包んでいった。
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