Long
□君は恋、僕は愛
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俺らL'Arc〜en〜Cielは鼻を高くするわけでなく、それなりに有名になったし地位も付けるようになった。
撮影や他の仕事がない時はリハーサルしてばっかだし、たまの休みかと思えば鬼リーダーが歌詞を書いてこい
忙しい毎日に特定の女なんか作ったら面倒くさいことこの上ない
有名になれば言い寄ってくる女なんてたくさんいるし
俺は自分の書く詩なんて非現実的で幻想以外の何物でもない
そんな風に思うようになってしまっていた。
y「行き詰まってるみたいだね、hydeくん」
h「えっ?なにが…」
y「詞を書くのだよ」
h「うん。ちょっとなぁ…」
y「少し忙しいのが続いたからね。明日からはしばらくリハーサルだけだし、オフも貰えるみたいだから気を楽にすればいいよ」
h「せやな。でもあの鬼リーダーやで〜休みなんか貰えるんかな?キッチリ働かんかーい!!とかゆって」
y「あり得そうだね」
「誰が鬼やって?」
h「ててて、てっちゃん!!!!」
t「何ビックリしてんねん。はよリハすんぞ」
h「は〜い」
y「頑張ろうね」
h「うん」
少し遅刻して来たケンちゃんも揃ってリハーサルは始まった