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□すれ違う心
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初めは誰だって構わなかったんだ。
今の寂しさを紛らわせることができるなら。
それなのに、どうしてだろう？
気がついたら君に夢中になっていた。
君の願いを叶えてあげたいと思うくらいに。
本当にバカだよね。
でも、君は僕のことなんて本気じゃない。
気まぐれで付き合ってるだけでしょ？
もう限界かな？
諦めよう。
自分で自分を慰める。
だって、自業自得だもの。
僕たちの間には、愛なんて存在しない。
もう君から離れよう。
また昔のように、一夜の相手を求めよう。
君と過ごしたあの時間。
そこでのことは、全てが嘘？
仕掛けたのは僕だけど、今は心も体も君を求める。
この行為の先に、未来はあるの？
素直になればよかったの？
君の本当の心を知りたい。
君は僕を愛してくれていた？
僕に勇気があれば‥‥‥
今、何もかもを無くすことになっても、君が欲しいと言えたなら。
君をなくしたら、僕の心は粉々に砕けてしまいそう。
僕の心が凍らないように、砕けてしまわないように、どうか傍にいて。
僕を一人にしないで。
何でも言うことを聞くから。
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