DMC
□DMC3実況
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(4時代に3D3V居ます)
若きダンテは追い詰められていた。
先程チキンレースだの決闘だの大口を叩いていたが、この馬、いわくボスはやたらと強い。(そう思っているのは俺だけかもしれない)
アイテムは使いまくったが勝てない。
もちろんもう余ってなどいない。
あんなに腹が立つ顔をしているオーブでも無いと逆に腹が立つ。(結局腹は立つのだ)
後体力は残りわずか。後一発くらいだろうが、ボスのほうは半分も減っていない。
逃げ回っているところで勝てるわけも無いのだ。
その追い詰められているダンテ以上に追い詰められている人物が血眼で画面に齧り付いていた。
ネロだ。
****************
色々な経緯(イキサツ)で事務所に若いダンテとその兄がやってきて数ヶ月のある日。
髭(4D)は仕事が入り一人で狩りに行ったのだが、報酬と共にあるものを持って帰って着た。
それが見知らぬ機械だった。
黒い箱のような物と、それを操るのであろう、不思議な形でボタンがいくつか付いているリモコンのようなもの。
ついでにDVDケースと思われる物だった。
見知らぬ機械に気づいた若が黒い箱を持ち上げしげしげと見つめている。
「なぁこれなんの機械だ?」
髭は帰って着た早々テレビを急に触りだしたので皆不思議に思っていたら、若が機械に気づいたのだ。
接続線と必死に格闘している髭はテレビから顔を上げる。
「あぁ、なんかゲームできるんだってよ」
「ゲーム?」
ソファに座って髭と若の様子を見ていたバージルがDVDケースのようなものを手に取り、どんな物かを確かめると、顔驚かせた。
「なっ、」
滅多に驚く顔など見せないバージルは今なら写真を撮らせてもらえる位に驚いている。
「ダンテ・・・・これは・・・」
「んだよ、AVとかだったのか?」
若が冗談半分で兄が渡した物を受け取ると、
「あ?、・・・・・・・・・俺?!」
そのパッケージにはダンテとバージルの後姿が写っていたのだ。