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□もしも…
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――…もし、私がかぐや姫で、満月の夜に帰らないといけなくなったら……あなたはどうする?――

「……ね、シカマルはどうする?」

ベンチに座っているシカマルに私はそう言った

「あ?何がだよ?」

話を聞いていなかったのか、そう言うシカマル

「だから、もし、私がかぐや姫で、満月の夜に帰らないといけなくなったらどうする?」

私はもう一度シカマルにそう言った

「はぁ?お前に限ってそんなことはねーだろ」

めんどくさそうな憎たらしい顔してそう言った

「あるないの問題じゃなくて、どうするかが問題なの!」

私がそう言うと、シカマルはうつ向いて、ボソリと

「…月なんかには帰らせねーよ///」

と、言った

「……っ!!///」



まさか本当にそう言ってくれるとは思いませんでした


    ―end―

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