ブック
□もしも…
1ページ/1ページ
――…もし、私がかぐや姫で、満月の夜に帰らないといけなくなったら……あなたはどうする?――
「……ね、シカマルはどうする?」
ベンチに座っているシカマルに私はそう言った
「あ?何がだよ?」
話を聞いていなかったのか、そう言うシカマル
「だから、もし、私がかぐや姫で、満月の夜に帰らないといけなくなったらどうする?」
私はもう一度シカマルにそう言った
「はぁ?お前に限ってそんなことはねーだろ」
めんどくさそうな憎たらしい顔してそう言った
「あるないの問題じゃなくて、どうするかが問題なの!」
私がそう言うと、シカマルはうつ向いて、ボソリと
「…月なんかには帰らせねーよ///」
と、言った
「……っ!!///」
まさか本当にそう言ってくれるとは思いませんでした
―end―