妄想 3
□愛の魔王 ヴォルデモート
1ページ/3ページ
「やばい!やばいって!私、どうしよう」
ホグワーツのクイディッチ競技場の近くで、ハーマイオニーが悩んでいる。
「ふははははっ!オレの名前はヴォルデモート!愛の魔王だ!娘よ。恋について悩んでいるな。」
今日もどこからとなく、黒いマントをなびかせエサを見つけた我らが愛の魔王ヴォルデモート。
「!あなたっ!!」
「娘よ。杖をしまいなさい。話しを聞いてやろう!さぁ、話せ。」
この変質者はなに?ってヴォルデモート?闇の帝王じゃないの?賢いハー子は考えた。
「闇の帝王じゃないの?仕事かえたの?」
「サイドビジネスだ。いや、ボランティアだな。うん」
結構、慈愛の精神を持ってる闇の帝王。さて、副業はどっちなんだ?
「さぁ、聞いてやる。」
「いいです!結構!」
「話すとラクになるぞ。娘。」
娘、娘ってしつこいオッサンよね。しかし、オッサンの言う事も一理ある。
「いいわよ。話すけど誰にも言わないでよ!わかった?」
クギをさすハー子。他人に話しをしたら呪い殺されるコト間違いなし!将来の帝王になれるかもしれない眼力。跡取りは彼女も候補にいれておこう。 なんてヴォル様考えてます。