妄想 2
□愛の魔王ヴォルデモート
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今日も黒いマントをなびかせ我らの帝王ヴォル様が愛の指南の為に、エサを捜している。 さてさて、本日の相手は?
「お前はマルフォイの息子だろ?どうしたのだ?」
「誰っ!怪しいヤツ!父様に言ってやる!」
そんなコト言われても関係ない。
「しかし、よく似ているな。マルフォイに。」
「父様のコトを知っているのか?」
「ああ、学生の頃からな。で、マルフォイの息子よ 悩み事があるなら、聞くぞ。」
「あの……ドラコって名前があるんだけど」
「おおそうか。悩みを聞こう。」
このオジさんは人の話しを聞いてない。
だから、闇の帝王がやっていけるのだ。
「自分は……好きな人がいるんです。」
「よしよし、それは、健全に育っているな。」
「年上の……先生なんです。」
「その年頃だとそうだろうな。大人が憧れの対象だ。」
アイヅチはいいからゆっくり聞いてくれよ…オジさん。って名前なんて言うんだ。
「恋はいいものだ。たくさんしろ。」
まともなコト言うんだ。 少し驚き。
「その教師とは、名はなんという?」
「……セブルス・スネイプ うわっ!言っちゃったよ!!」
「!スネイプか!!」
またヤツの名がでたか………。まったく