妄想 2

□天の川
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 ホグワーツの秘密の秘密のお部屋で秘密のカップルがいます。

「ねぇ、セブルス。アジアのおとぎ話なんだけどさぁ、恋人同士は年に一回、一晩しか会えないっていうお話があるんだ。」

「ふーん。」

「あの、天空の星の川のせいで両岸の恋人が会えなくて、その夜だけ星の川を渡れるんだって。」

「それは…ロマンチックというのか?」

「悲しい話しじゃない?年に一度で一晩しか会えないのって。」

「言われたらそうだな。自分だったら……」

「ん?自分だったら、なぁに?ねぇいってよぉ。聞きたい。」

「いや、いい。お前、知っていてそうゆうコト聞くな。」

「聞きたいなぁ。セブルスの気持ち。 ボクも年に一度なんて嫌だよ。一日も会えない日があるのも嫌だ。」

「……。ルーピン…コホン。天の川の恋人はその一晩なにをしているのだろう。」

「ヤリまくってるのさ。一年分の想いと、できなかった分。」

「お前なぁ……。夢がないコト言うな。」

「現実そうじゃない?ボクだったら絶対にそうしてるよ。セブルスもそうでしょ?」

「そうでもないけど。」

「なーに、タンパクですって顔してんの!エッチしているときはいーい顔してるのにぃ。」

「っ!!ルーピン!」
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