妄想 2
□初恋が終わるとき
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「ルーピン先生。僕はスネイプ先生が好きなんだけど、どうすれば伝えられるのかなぁ?」
「ハリーはセブルスが好きなのかい?」
「ハーマイオニーがこの想いは恋だって教えてくれた。」
「そうなんだ。ハリーは初めてなんだね。恋をするのは。彼のコトがねぇ……」
「でもね、先生。父さんに言ったらダメだって。スネイプ先生は好きになっちゃいけないって。」
「そりゃそうだ。」
「どうして?だって好きな人いないし、結婚もしてないよ。」
「それは、彼がボクの恋人だからだ。」
「本当なの!?」
「キミはボクの恋人を好きになっているんだ。どうする?」
「う…ん。わかんない」
「一番いいのは諦めるコトさ。」
ハリーの初恋はあっけなく終わった。
「そんなんで諦めるコトはできない!!」
素直なハリーから黒ハリーが生まれた瞬間であった。