妄想 2
□秘密の森の赤ずきんちゃん
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赤ずきんは森の奥のおばあさんの家に遊びに行きます。
トントン
「赤ずきんよ。おばあさん」
「おー。赤ずきんよく来てくれたね。」
少し痩せた色白の老女らしき人物が長い髪を束ねてまっていた。
「おばあさん。疲れた時は甘いモノがいいってママが言っていたよ。大好きなチョコレートとキャンディーをもってきたよ。」
「それはありがとう。おばあさんに食べさせておくれ。」
「そうね。お茶もいれるね。」
と 赤ずきん。
「どうしておばあさんの目はそんなにキレイなの?」
「それはおまえをよく見えるようにだよ。」
「どうしておばあさんはお菓子が好きなの?」
「それはおまえと一緒に食べるのが好きなんだよ。」
「どうしてそんなにお口が大きいの?」
「それはおまえを食べるためー?」