妄想 1

□お嫁においでよ
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「スネイプ先生!ボクと結婚をしましょう!!」

 また唐突に言う。なぜポッターの家庭はこうゆうかんじなんだ。

 「父さんと母さんが言っていたの。先生がウチに来れば楽しい毎日た゛って。ボクもそうおもうよ。」

 嫌だ。学生の頃のように…身がもたない日々が続くのは。

「ねぇ。年下はダメ?」
 リリーのような目をするな。顔はジェームスだが…。

「ボクね、高いお給料もらうトコに就職して先生を楽させてあげる。」

 あのなぁ…。

「そうだ!ポッター家に嫁にこい。セブルス。ボクがかわいがってあげるよ。息子の嫁を…考えただけで、ゾクゾクするさ。」

「そうね。私と一緒に暮らしましょう。息子の夫を義母が……やだわ。セブルス。」

「シリウスのプータローやルーピン先生みたいに仕事を変えてばっかりより、将来有望な年下と結婚をしたほうが絶対幸せだよ。」

 ある意味当たりだ。伴侶にするならハリーの言っていることは間違いない。我輩は不安定な道は歩みたくない。
 しかしこの親子はどうして我輩をこう付け回すのか。早く卒業してくれハリー。もうお前達親子とはかかわりたくない。

「あっ、セブルス。新学期からボク同僚になるから!」
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