妄想 6
□バレンタインデーキス
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冬のイベントも、佳境に入ってきた。
ハロウィン→クリスマス→新年→我輩の誕生日→バレンタイン。
このバレンタインが、終われば夏休みまでは、しばらくイベントはないはずだ。悪夢のような数カ月が、もうすぐ終わるのだ。
我輩のバレンタインの歴史を振り返ってみようではないか。
《学生編》
鹿「セブルス〜。ボクのあっまぁ〜い身体を、受け取ってぇ。」
グ○コのマークのような、格好でポッターが走ってきた。さすが、ヒーロー。体の作りがいい。僕のひ弱な体とは全然違う。
――って、そんなコトを考えているヒマはない!!全身チョコレート野郎が、僕を襲おうとしている。
猫「来るなっ!」
皮膚呼吸ができなくなるんじゃないか?いや、バカだからきっと大丈夫だろう。
鹿「セブルス〜!」
狼「ちょっと、待ったぁっ!!」
鹿「何?リーマス。」
狼「ココ!!」
なんだ?何をしている。あの二人。
狼「ココ!実際と全然違うよ!膨らみすぎだよ。」
鹿「なんにも、細工していないよ。」
狼「してる!工業用のマスクを入れない。そこのリリーも!胸をカサ増しさせない。」
どうやら、リリーもだったのか。