妄想 4
□セブルスの災難
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先日、我輩にふりかかった災難の話しをしよう。
あれはとある日。魔法薬の調合していた。魔法薬の研究を学会に出す為の実験だ。テーマは[生物の成長]にしようとおもっていた。かなり大雑把だがそのうちに、煮詰めていこうとおもっている。
実験とは失敗がつきもの。しかし、今回の失敗は、失態と言っても過言ではない。
狼「うわぁっ!」
猫「どうした?ルーピンっ?」
鍋の大きさの割に煙りの量が多かった。今回はルーピンに手伝いをしてもらった。本人たっての希望だ。いつものコトだが、強引にだがな。
狼「ケホッ。…う…ん…大丈夫だよ…」
猫「…そうか…よかった…なっ?」
あきらかに変わっている!誰が見たってぇぇ!!
猫「ルーピン…!」
狼「どうしたんだい?あれ?喉の調子がおかしいなぁ?」
猫「きっ…気にするでないぞ。」
落ち着けっ!ヤツが変わっていることを悟られないようにしなければっ!大変なコトになるっ。
狼「もう〜。服がズリ落ちてくるよぉ〜。あれ?ひょっとして?」
気付いたかっ?
狼「…ある。」
そうだ。女になっている。しかも、若い。生徒ぐらいだな。
狼「あーー!!」
ルーピンの悲鳴が聞こえた。