妄想 4

□シリウス パチンコについて語る
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 オレは、シリウス・ブラック。今日は休みで、朝から愛しの<綾波レイ>に会いに行くのだ。

「タバコ、ライターっとOK!あとは…」

 開運領収書!コンビニで寄った時に、奇跡の10万勝ちした時のレシート。ちなみに商品はコーヒーと、タバコ。

「待ってろよぉ!」


 ジャージのオレは、まだまばらな店内を一回りする。

「今日は4のつく日かっ!冬ソナじゃねぇかよっ!!」

 4のつく日はデモ画面が違う。すごいハイテク世界だな。


「ダメだ。今日は一日エヴァを打つんだ。」

 心に決め、エヴァンゲリオンの台につく。タバコをつけ、さっそく打つ。以外に回る。

「回るけど…なんにも出て来ないなぁ…」

 他の台にいこうか迷っていた時、

「うおっ!」

 初号機がっ!

「でたっ!!」

 いわゆる突確。画面をブチやぶって奇数絵柄のみの当たりにしてくれるのだ。奇数絵柄は次の当たりを約束してくれる。

「あーー、びっくり」

 残酷な天使のテーゼが響く。本日のこのシマ一番の当たりをひいた。

「超きもちいい〜」

 調子がいいぞ!帰れないかっ?《確率変動突入!!》萌えるなぁ、その声。

 本当に調子がいいと、早くに当たる。
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