妄想 6
□がんばれ!トンクス 番外編
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うつむきながら、小皿にうつしたフライドポテトをさわる。
鹿「本っ当、アレはまいったよねぇ。」
猫「…そんなコトがあったのか……」
いまさら、カミングアウトされても…しかし、被害にあったらと思うと、寒気がするセブルス。
狼「おかしかったもんね。ラブラブだったじゃん。」
犬「まっ、おかげでライバルが減ったけどな。」
火を消すシリウス。
猫「結果的にはよかったじゃないか。」
なんとなく、胸をなでおろす。
猫「それより、ルーピン。どうして悩む?」
リリー「ひょっとして、起たないとか?」
意地悪そうな顔でリリーが突っ込む。
犬「そんなワケないだろ?正常だよな。」
狼「…そうなんだ。」
鹿「へっ?」
おもわず、くわえていたタバコを落としそうになった。
猫「しっ、しかし…っ!…」
先日、思い当たるフシがあったセブルス。
狼「本っ当、ダメなんだよぉ。」
リリー「ええーー?いつから?」
狼「あのさ、トンクスだけなんだよ。」
犬「どーゆうコトなんだ?」
頭を寄せ合って静かにリーマスの次の言葉を聞く。
狼「トンクスは、どーもセックスの対象にならないみたいなんだ。」